打楽器アンサンブルとその作品について

【第3回】ノック・アンド・クリック(作曲:山本祐介)
"KNOCK&CLICK" (YUSUKE YAMAMOTO)


打楽器の合奏曲はともすると、学校教材的な要素の強いものか、 あるいは一般の人々には

いささか理解しがたい現代音楽的なものになりがちです。 そこで我々フォニックス・レフレクションは

ジャズとかフュージョンとかいった、私たちが日常の生活の中で身近に接している音楽、

私たちの世代の乗りを生かしたジャンルの音楽も是非演奏したいと考えて、

このグループのオリジナル曲「ノック・アンド・クリック」ができあがりました。

この曲は幾度となく私たちのコンサートで取り上げ、すでに好評を得ているレパートリーの一つです。

【概要】

曲はマリンバのパルス音で始まり、その中から一つのモティーフが現れ、

それが主題となって発展してゆきます。曲中にはマリンバ、ヴァイブ、ティンパニ、コンガ、ドラムス、

パーカッション群のソロがあります。後半のドラムソロの後一瞬のブレイクが有り、

再び主題が現れ一気に上り詰めて曲のクライマックスを迎 え、終曲します。

【演奏に関するワンポイント・アドバイス】

この曲の演奏に関しては、テクニック面での緻密さと大胆さが各プレイヤーに要求されます。

テンポ感はフュージョンの乗りで、常に16ビートで演奏してください。

アクセント・クレッシェンド・ディミヌエンド等のニュアンスの効果を十分に引き出してください。

ただし、一人で気持ち良くなってゴキゲンに演奏しているつもりでも、

記譜されているニュアンスを守れなかったり、バランスに無頓着だったりすると、

ただやかましいだけで、何をやっているのか分からない無秩序な音楽になってしまうので、

この点はよく注意して演奏してください。くれぐれもこの種の新たな音楽の品位を損なわないように!

秩序あるグルーヴィーな演奏を楽しんでください。

Percussion Group

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上野信一と国内外トップ・プレイヤー

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